撮影日記 2006/12/16

「鳴海新駅」大見学会


2006年11月25日名鉄「鳴海駅」の高架工事が完了し、同時に新駅の使用が開始された。美しく立派になった鳴海駅で実際に下車して見学してきました。大見学会などと、題名をつけてみたが、散歩がてらに新駅を見てきただけである。しかし、わざわざ見学に行くだけの価値のあるすばらしい駅に変貌していた。写真も沢山撮って来たので紹介します。

   

高架化工事ともなれば、十分な用地確保ができれば良いのだが、名古屋市内でそんな余分な土地はない。従って、工事期間中は仮設線路で運用されていた。上り線と下り線が別れたり、いろいろ工夫され、本来の運行に影響しないように度々線路が敷き変えられたりもした。線路だけでなく、鳴海駅そのものも、仮設ホームが造られた。常滑線のように、工事完了まで一部運休などという事は通常では考えられない。当然その仮設線路もホームも、工事完了と同時にその役目を終えた。実際、使用されなくなったホームやレールを見て、なんだか名鉄本線が廃線になったかのようにも見える。最近名鉄では、多くの路線が廃線となり、さんざん廃線後を見せられてきたので、なんだか複雑な心境である。しかし今日実際現地を見て、やはり廃線は廃線である。これまで当たり前の様にそこを電車が走っていたのに、踏切が埋められ柵が張られ、レールが錆びてあちこちで、信号機や架線柱が朽ち果てている。わずか1ヶ月電車が通らないだけで、これだけ風化してしまうのか。実際には、人工的に撤去作業がされているせいもあるが。なんだかちょっぴりセンチメンタルな気分にさえなった。

 

完成したのは鳴海駅だけでなく、メインは高架線なのかも知れない。
最後にデジカメ動画モードの画像で申し訳ないが、新高架線の走行展望ビデオも撮影してきたので、ご覧下さい。左京山〜鳴海区間の先頭車かぶりつき画像です。

新高架区間 左京山〜鳴海 WMVファイル (約7.1Mバイト)

さらに、少し前に撮影したものだが、鳴海〜左京山区間の仮設線路の先頭車かぶりつき動画も秘蔵してあったので同時に公開します。こちらは、二度と見ることのできない貴重なものなのかも知れません。まあ、そんな時代もあったという証に保存しておきたいと思う。

仮設区間 鳴海〜左京山 WMVファイル (約7.1Mバイト)

wmvファイルを再生するには、Windows Media Player が必要です。

最後に私感・・・・
学生時代から20年あまり名古屋本線をほぼ毎日利用し、車窓から見ていた鳴海駅とその周辺。時代と共に随分変わってきはしたが、ついに高架化され、その車窓も見納めとなった。長年見てきた風景が無くなるということは、やはりそれなりの寂しさはある。というより、おそらく自分自身のその時代の思い出が車窓とシンクロしてそんなセンチメンタルな気分にさせられるのかも知れない。鳴海駅とその周辺においては、立ち退きを余儀なくなれた住民の方もみえるだろうし、駅そのものに思い出のある人も多いだろう。
鳴海駅高架工事が本格的に着手された2001年5月に、やがて失われる鳴海駅をフィルムに納めようと私自身が訪れたことがある。そのときの模様をコラムに掲載しているので、見て頂きたい。

ZeissDiary 2001年5月12日(土) 「鳴海」

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